今しか聞けない! 「市民活動フェア 2012」参加企画

2月 9th, 2012
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下記の通り証言集会を開催します。

<日時> 3月10日(土)13時開会(11時00分よりビデオを上映します)
<場所> かながわ県民センター402(横浜駅から徒歩5分) *会場が変更の場合があります。
資料代 500 円(学生は無料です)

証言:「私の戦争体験と、若者たちに語り遺したいこと」
証言者:坂倉 清さん(91才:中国帰還者連絡会会員)
助言者:高柳美知子さん(「人間と性」教育研究所所長)

千葉県の貧しい農家で育ち、下級兵士だった坂倉さんは中国山東省で、命令の趣くままあら ゆる残虐行為に手を染めてしまいました。自らが手をかけた中国人被害者への供養と反省のた めに死ぬまで証言を続けると仰っています。 現在は定期的に人工透析を受けられてるお身体 ですが、そのお気持ちにはいささかの変わりはありません。

*高齢の証言者の体調の事情によってはビデオ証言とさせていただく場合もあります。

<主催> 撫順の奇蹟を受け継ぐ会神奈川支部(連絡先 松山 TEL 046-871-4263)

くわしくはこちらのチラシをご覧ください。

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第11回証言集会の報告

10月 18th, 2011
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去る9月25日に撫順の奇蹟を受け継ぐ会神奈川支部は、7月24日に引きつづいて第11回証言集会を開催しました。おおぜいの参加者による集会の盛り上がりは言うまでもないことですが、今回はなによりも絵鳩毅さんの98才にしてなお、あの大迫力の証言に参加者一同は圧倒されるばかりでした。

今回の証言のテーマは、3月の大震災のために中止となった証言集会での絵鳩さんの証言を再開することを主要な目的としたものでした。絵鳩さんはつねづね「中国での侵略戦争に参加したこと、そして中国人民を蹂躙してきたことの真の反省の姿勢を示すのは帰国後の生き方だよ」と仰っておられます。たしかに撫順戦犯管理所で「鬼から人間に」立ち戻った自分が、絵鳩さんの場合も、そのことを真に証明するのは帰国後の絵鳩さんの生活の中でしか証明できないのだと思います。そして帰国後の55年間、愚直にそのことを実践してこられたのです。絵鳩さんは証言のあとの質問にもしっかりと応えていただきました。

今回は、帰国後の絵鳩さんご自身の体験についてのみにしぼって証言をしていただきました。集会終了後の参加者によるアンケートにも多くの感動の声が寄せられました。

「充分に期待に応えていただきました」という通り一遍の感想では言い表せない、絵鳩さんのほとばしる情熱と驚異的な大迫力をもった証言に、あまりにも考えさせられることの大きさを実感させられる集会となりました。

その後、10月に入って絵鳩さんは中国国営テレビのインタビューに応えられました。絵鳩さんは、インタビューの前に「私は、自分の命のあるうちに、どうしても(侵略戦争に参加したこと、中国の人たちを蹂躙し、そして戦争犯罪に手を染めてしまったことを)中国人民にきちっと謝っておきたい」ということと、「感謝の意志を伝えておきたい」と仰っていました。インタビューではそのことをしっかりと話され、3時間近くに及ぶインタビューに応えておられました。

 絵鳩さんの近況についてはまたお知らせしたいと考えています。集会の参加された皆さん、協力してくださった皆さん、ありがとうございました。

当日、絵鳩さんの自叙伝の伊一部を編集した冊子、第3作目「皇軍兵士の4年」(1部400円)を発刊しました。当日持ち込んだ分は完売して、当日には買えなかった方が生じたことをお詫びします。
ぜひおおぜいの方に読んでいただきたいと思います。

メインメニュー販売要項を掲載します。どうぞ申し込んでください。お送りします。

 撫順の奇蹟を受け継ぐ会神奈川支部  松山英司

更新情報

 小冊子販売について
 第22号神奈川支部情報:藤田秀雄先生講演
 第23号神奈川支部情報:絵鳩さん証言

 絵鳩毅さん98才の膨大な自伝から、第1作「撫順戦犯管理所の6年」、第2作「シベリア抑留の5年」に引きつづいて、この度は第3作目、「皇軍兵士の4年」を発刊しました。絵鳩さんの体験上、時系列的には反対ですが、この順序で発刊することに意義があるのです。読む人にもこの順序で読まれることをおすすめします。

どの冊子もじっくりと繰り返し、繰り返しお読みいただくには充分意味のある冊子に仕上がったと確信しています。
くわしくはこちらをご覧ください。

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第11回神奈川証言集会のご案内

8月 25th, 2011
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<日時> 9月25日(日)13時30分開会(13時10分開場)        
<場所> かながわ県民センター301(横浜駅から徒歩5分:下欄地図参照)

証言:「帰国した戦犯の55年」(撫順戦犯管理所から帰国55年)
証言者:絵鳩毅さん(98才:中国帰還者連絡会会員)
解説者:石田隆至さん・張宏波さん(大学教員)

98才の絵鳩毅さんは、5年間の軍隊生活の内4年間中国での戦争を体験し、北朝鮮で敗戦を迎えました。その後、シベリアで5年間抑留され、さらに中国に移管されて撫順戦犯管理所に6年間収容されました。
今回は、「帰国した戦犯の55年」と題して、はじめて帰国後の55年間のお話をしていただきます。
資料代 500円(学生は無料です)

 *高齢の証言者の体調の事情によってはビデオ証言とさせていただく場合もあります。
<主催> 撫順の奇蹟を受け継ぐ会神奈川支部(連絡先 松山 ℡ 046-871-4263)

詳しくはこちらのチラシをご覧下さい

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更新情報

7月 30th, 2011
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会報21号、また、第10回神奈川証言集会に関する資料をそれぞれ「会報バックナンバー」と「各種チラシ」に公開しました。

次回の神奈川証言集会は9月25日(日)13時より、かながわ県民センター301に於いて、絵鳩さんご本人による証言集会「帰国後の後半生を語る」(撫順戦犯管理所から帰国54年)を開催いたします。

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第10回神奈川証言集会のご案内

6月 21st, 2011
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第10回神奈川証言集会を開催します。(細部はこちらのチラシを参照して下さい)

震災・原発事故から「あの戦争」について考え直そう!
                   
<日時> 7月24日(日)(14時開場)14時30分開会
<場所> かながわ県民センター会議室402(横浜駅西口5分)

証言集会の再開にあたって

 3月12日、13日に計画していた「神奈川証言集会」は、前日に発生した大震災のために会場が閉鎖されて中止になりました。
 交通事情も困難な中を会場まで駆けつけて下さった方もおられたことが後日判明しました。急きょとはいえ連絡の不十分さについて主催者としてお詫びします。
 なお、予定していた絵鳩さんと坂倉さんの証言は、秋にご本人たちに来ていただいて集会を開催する予定です。

3月11日の東日本大震災による空前の被害を前に、被災者の皆さんへの言葉も見つかりません。その上、私たちはいまなお終息のめどさえ立たない原発災害におびえながら毎日を送らなければなりません。チェルノブイリを越えて、人類にとっての「未体験ゾーン」の事態に突入しています。
主催者としてはこの現実を、歴史を検証する中から見つめなおすことこそが必要だと考えて今回の証言集会を企画しました。ぜひご参加ください。

もう一つのお知らせです。

絵鳩毅さん(現在98才)の手記の一部を編集してこれまで冊子「撫順戦犯管理所の6年」、「シベリア抑留の5年」を発行して大ぜいの皆さんに読んでいただいています。
さらに3作目として「皇軍兵士の4年」を現在編集中です。第10回証言集会当日には発売できる予定です。乞うご期待です。

なお、第1作目「撫順戦犯管理所の6年」、第2作目「シベリア抑留の5年」について現在も販売中です。ご注文いただければ送付します。
特に第1作目「撫順戦犯管理所の6年」については残り少なくなっています。売り切れと同時に販売中止となります。

撫順の奇蹟を受け継ぐ会 神奈川支部  松山英司 kan.mat.hid@tbc.t-com.ne.jp

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